【実話】公務員を辞めて一年経過。その後の生活をお話しします。

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現役公務員

公務員を辞めたいと思っているけど、辞めた後が不安…。辞めた人の生活ってどうなんだろう?

こういった疑問に答えます。

僕はR3年3月に公務員を退職し、すでに一年以上が経過しました。
公務員を辞め、民間企業に転職したわけですが、辞める前は「収入が下がったらどうしよう…」
「民間企業が合わなかったらどうしよう…」といった感じでとても不安でした。

たしかに、何も考えずに公務員を辞めてしまうと、

  • 理想と現実の差に絶望
  • 公務員を辞めたことに後悔

こういったことになってしまうかもしれません。

そんなことにならないよう、公務員を辞めた後の生活を知り、イメージしておくことが重要です。
今回は、公務員を辞めた後の生活を包み隠さず等身大でお伝えしようと思います。
自分が公務員を辞めた後の生活をイメージしながら読んでいっていただけると幸いです。

それでは、早速はじめていきます。

この記事を書いた人

  • サキガケ(@Sakigake_blog)
  • 新卒で地方の役所に6年勤務。
  • 公務員の働き方に疑問を感じ、R3年3月に地方公務員を退職。
  • 自営業を経験ののち、民間企業に転職。
  • 現在は食品会社のWebマーケ担当者として働きつつ、副業でブログを運営中。
目次

公務員を辞めた男の生活

公務員を辞めた男の生活

20代前半で公務員を辞めた男の生活はどうなったのか。
本記事でお伝えするのは以下の項目になります。

公務員→民間企業で変わったこと
  • 収入について
  • 仕事内容について
  • 日常生活について

上記の3つは、僕が公務員を辞めるときに不安だったことです。
辞める前に知っておけたら良かったなと思ったので、今回解説していきます。

ちなみに公務員を辞める前はこんな感じ。

  • 収入→年収330万円くらい
  • 仕事→やりがいないし、毎日サービス残業
  • 生活→仕事のストレスにより毎日無気力

よくいる若手公務員って感じですが、民間企業に転職したことでどうなったのか。
順番にお話ししていきますね。

収入について

まずは、あなたが一番気になるであろう”収入”からお話ししていきます。

「公務員の待遇は恵まれている」とよく聞きますよね。
民間企業に転職をしたら、収入が減るのではないか?と思うのではないでしょうか。

結論をお伝えすると、給料は変わりませんでした。
なぜなら、給料が公務員時代と同水準の企業に転職をしたからです。

さらに、今期は業績が良かったため、ボーナスが+30万円ほど増額されました。元々貰える予定だった金額に+30万円ってかなり大きいですよね。ボーナス増額なんて公務員では絶対にあり得ないことなのでとても嬉しかったです。

公務員って好待遇じゃないの?

これは民間企業に転職してわかったことなのですが、若手公務員はマジで給料が低すぎます。

20代前半であれば給与水準は民間企業の方が良いため、「転職をして収入が大幅ダウン…」となることは限りなく少ないです。(もちろん、きちんとリサーチする必要はありますよ!)

特に、高卒の公務員は給料が低すぎると思います。リアルワーキングプアですよね。
僕自身、高卒で田舎の役所に就職して、給料の低さに絶望したことを覚えています。
「公務員は安定していて給料が良い」と聞きますが、若いうちは本当に苦しいですよね。

ちなみに、公務員から転職したいなら20代前半のうちがオススメですよ。
過去記事でも解説していますが、公務員は30代になると転職できなくなって詰みます。

公務員を辞めたいのに転職できず、一生公務員のまま生きていくほかなくなります。
そんな人生を送らないために、何をするべきなのか。
知りたい方は下記からどうぞ。

公務員を辞めたい20代が今すぐ辞めるべき理由3選【辞めてOK】

仕事内容について

公務員時代はやりがいのない仕事を延々と、時には住民から罵声を浴びながらこなしていました。
福祉の部署では毎日夜遅くまでサービス残業をして、仕事のために生きているような毎日でした。

転職をして、現在はふるさと納税に関する仕事をしているのですが、これがすごく楽しい。
なぜ楽しいのかと言うと、自分の行った施策で売上が上がったりお客さんに感謝をされるから。

また、新しいことを始めるときも「昔はこうだった」とか意味不明な理由で否定されることはなく、「売上が上がるか」「効果が出るか」を基準に物事を考えるから仕事のスピード感が早いんですよね。

民間企業なので、完全なる成果主義のもと仕事をしています。売上に応じて給料が評価される形が自分には合っているのかなと感じています。
もちろん、向き不向きもあるとは思いますが、公務員のように同じ仕事をし続けることに違和感を感じているなら、民間企業の方が向いているかもしれませんよ。

民間企業の残業は?

今の会社は、残業は月3時間未満だし、1分単位で残業代が支給されます。

会社の方針として、

業務は時間内に終わらせる。終わらないならやり方を変える。必要に応じてお金をかけてでもツールを導入。

こういった方針なので、ありがたいことに毎日ほぼ定時退勤をできています。

ちなみに、公務員時代はサービス残業が当たり前でした。
予算がないとか、上司が怖いとか様々な理由で残業をつけることはほとんどありませんでした。

この観点から考えても、転職して良かったかなと感じています。

とはいえ、これは転職先がたまたまホワイト企業だっただけで、民間企業が全てこんな感じではないのでご注意を。

日常生活での変化は?

公務員時代は、久しぶりに会った友人に「元気がないね」と言われるばかりでした。
昔の写真を見ても、確かに元気がない。思い返せば仕事のストレスで笑顔が少なかったように感じます。

仕事のストレスで日常生活が楽しめないなんて、本末転倒ですよね…。

転職をしてから、そういったことは一切なく毎日楽しい生活を送ることができています。

キャンプやサウナなどの新しい趣味を見つけられたり、ブログやWebライターなどの副業を始められたり、様々なことに前向きに挑戦できているのは、やはりストレスが減ったためだと思います。

ストレスは体に良くない

当たり前ですが、ストレスは体に良くないです。
仕事をしている以上、多少のストレスはありますが公務員のストレスは異常だと思います。

公務員のストレス
  • 住民からの風当たり
  • 職員同士の人間関係
  • 一生この職場という閉塞感

僕も公務員時代はストレスに耐えつつ、腹痛をガマンしつつ、”ほぼうつ病”の状態で仕事をしていました。
やっぱり、ずっと同じ人間関係が続くと思うと病みますよね。

転職してからはこういったストレスから解放され、毎朝お腹が痛くなることもなく、元気に出勤できています。
面倒な人間関係もないし、業務を通して自分の成長を実感できるし、良いことづくめに感じます。
働く環境によってQOL(人生の質)が大きく左右されることを実感しました。

公務員を辞めたメリットデメリット

考える男

ここまで、公務員から民間企業に転職をしたことによる変化をお伝えしてきました。
ここからは、実際に転職をして感じた”メリット・デメリット”についてお話ししていきます。

結論としては以下のとおり。

公務員を辞めたメリット
  • ストレスから解放
  • 官民問わず再転職できる
  • 副業ができる
公務員を辞めたデメリット
  • 安定感ダウン(給与、ボーナス、雇用)
  • モテなくなった
  • ローンやクレカの審査が厳しくなった

順番にサクッと解説していきます。

公務員を辞めたメリット

ストレスから解放された

公務員を辞めたメリットの1つ目は「ストレスから解放された」こと。

こちらが最大のメリットかと思います。
先ほどもお話ししたとおり、公務員のストレスは半端じゃないです。
ストレスからの解放により、大げさかもですが自分の人生を取り戻すことができました。
今辛い人は、限界がくる前に「休む・逃げる・相談する」のどれかを取ってくださいね。絶対。

官民問わず再転職できる

公務員を辞めたメリットの2つ目は「官民問わず再転職できる」こと。

こちらは地味に大きいメリットだなと感じています。
なぜなら、公務員としての経験と民間企業での経験、その両方を活かして転職活動をすることができるからです。

  • 公務員に転職 : 公・民それぞれの経験を活かしてくれそう
  • 民間企業に転職 : 今の会社の経験を活かしてくれそう

上記のとおりでして、公務員の経験しかないより、転職先の幅が広がりますよね。

例えば、転職した会社の業績が傾いたり、業界全体がオワコン化したりと「転職しなくてはマズい」状況に追い込まれた時、選択肢として官民どちらも選ぶことができるのは、精神的な安心感が違うため大きなメリットかなと思います。
とはいえ、公務員に戻るという選択肢は最終手段かなと思っていますが。笑

公務員のみの経験だと、いざ転職したいと思っても選択肢がほぼありません。
年齢を重ねると民間への転職は厳しいし、他の自治体への転職もそう簡単なものではないかと。

公務員から民間企業への転職についてはこちらでも解説しています。よければどうぞ。

副業ができる

公務員を辞めたメリットの3つ目は副業ができることです。

この記事を読んでくれているあなたは、副業をしたいと思ったことはありませんか?

僕は公務員時代に「ブログで月3万円!」とか「プログラミングで月15万円!」とか聞くと、羨ましく思っていました。
とはいえ、公務員の副業は法律で禁止されているので我慢せざるを得ないですよね。

今は民間企業に転職をしたことで、好きなように副業をすることができています。
こうして自分でブログを運営したり、YouTubeをしたり。
副業とはいえ、立派なビジネスだと思っているので、それを自分の裁量で行えるのはとても楽しいです。
副業をすることで自分のスキルが上がり、今後の市場価値も上がるため、もはや副業をしない手はないという感じです。

公務員を辞めたデメリット

メリットばかり話されても胡散臭く感じると思うので、ここからは公務員を辞めたデメリットについてお話ししていきます。
デメリットとしては以下のとおり。

公務員を辞めたデメリット
  • 安定感はダウン(給与、ボーナス、雇用)
  • モテなくなった
  • ローンとかクレカの審査が厳しくなった

こちらもサクッと解説していきます。

安定感はダウンした

公務員の魅力といえば”安定”ですよね。
毎月必ず給料は振り込まれるし、ボーナスも確定で支給される。余程のことをしない限りはクビにならないし、毎年昇給していく。

公務員時代は、当たり前のように感じていたことも民間企業からみるとスゴいことなんです。

  • 売上が上がらなければ給料は出ない
  • ボーナスは業績次第
  • 経営が厳しくなれば雇用も…

少し極端かもしれませんが、上記のとおり民間企業は公務員に比べると安定感はダウンしますよね。

ライフプランを立てたり、家計のことを考える時、たまに不安になることもあります。
その点、公務員は安定しており、ライフプランも立てやすいかなと。

とはいえ、余程のブラック企業に転職をしない限り上記のようなことは起こらないので、ご安心を。
ブラック企業に転職しないためにも、転職する際は転職エージェントなどを活用するべきです。

モテなくなった

ふざけてるのかと思われそうですが、本気です。公務員を辞めるとモテなくなります。

時々あった女性からの連絡も、公務員を辞めてからは一切なくなりました。

え〜公務員なんだぁ〜♡
と、目を輝かせて近づいて来てくれる女性がいなくなります。

現役公務員の方は、使えるうちに「公務員カード」を使っておいた方がいいですよ。笑

とはいえ、”公務員”というステータス目当ての女性にいくらモテても、彼女たちのATMになるだけですよね。
なので、あなた自身を好きになってくれる人と出会えればOKかと思います。

ローンやクレジットカードの審査が厳しくなった

公務員の社会的信用は絶大です。
前述のとおり、安定して給与は支払われますし、業績に関係なくボーナスも支給されます。

これはローンやクレジットカードの審査に非常に有利に働きます。
過去に支払いを滞納したり、よほどの問題がなければ審査に苦労することはありません。

反対に自営業や民間企業だと、業績によっては著しく収入が落ちる恐れがあるため、銀行やカード会社からするとお金を貸しにくいということになります。
僕自身、公務員を辞めた後は一度自営業を行っていたため、クレジットカードの作成に苦労しました。

そのため、公務員の方は今のうちにクレジットカードを作っておくことをオススメします。

公務員を辞めて後悔していること

公務員を辞めて、後悔していることが一つだけあります。

それは、もっと早く転職を検討すればよかったということ。

僕自身、公務員から民間企業に転職をして本当に良かったと思っています。
そこに関しては一切の後悔もありません。

しかし、公務員として仕事をしている時、漠然と辞めたいと思っていたのに行動していなかったことを強烈に後悔しています。

20代の貴重な時間を組織のために無駄にしてしまった。

この後悔は今でも消えません。
あと一年でも早く転職活動をしていたら、心を病むこともなかったのかなとか。
あと一年でも早く転職活動をしていたら、もっとスキルを身につけられたかなとか。
この記事を読んでくれているあなたには、同じような思いをして欲しくないなと思います。

転職の求人はタイミング次第

転職の求人はタイミング次第です。
自分が行きたい業界や職種の求人がいつ出るかわかりません。

なぜなら、中途採用の求人は退職者が出た穴埋めとして募集を行うことが多いから。

いますぐ転職しなくとも、“転職活動”を始めておくことを心からオススメします。
先延ばしにしていると、良い求人はどんどん他の人に取られてしまいますし、年齢を重ねることであなた自身の市場価値も下がっていってしまいます。

自分の人生、このままでいいのか もう一度自分に問いかけてみてください。

やりたいことが見つからないあなたへ

しかし、いざ公務員を辞めたいと思っても、やりたいことってなかなか見つからないですよね。

  • 自分の人生で何を大切にしたいか
  • 公務員より向いている仕事は何か
  • 自分の好きな分野は何か

これらを明確にするのは簡単なことではありません。

僕が公務員を辞める時、背中を押してくれた本を紹介します。

自己分析を通して、自分が本当にやりたいことは何なのか?どの道に進んだら良いのか?を明確にしてくれる本です。

「人生このままでいいのか?」と思っている方には特にオススメです。

まとめ:公務員、やめてよかった\(^o^)/

公務員を辞めたその後の生活をお伝えしてきました。
お伝えしてきたとおり、「公務員、辞めてよかった」と心から思っています。

毎日死んだ顔でやりがいのない仕事をして、「これが一生続くのか…」と絶望していた日々から、
やりがいを持って仕事をして、副業をしたり趣味を楽しんだりといった生活を得ることができました。

公務員時代からの変化をまとめると、以下のとおり。

  • 収入:変わらず。ボーナス30万円アップ。
  • 仕事内容:成果主義が自分に合っており、とても楽しい。
  • 日常生活:ストレス激減。趣味を楽しめるように。

何より、ストレスが減ったことが一番大きいですね。

公務員を辞めてわかった、メリットデメリットについても解説しました。

公務員を辞めたメリット
  • ストレスから解放
  • 官民問わず再転職できる
  • 副業ができる
公務員を辞めたデメリット
  • 安定感ダウン(給与、ボーナス、雇用)
  • モテなくなった
  • ローンやクレカの審査が厳しくなった

それぞれを踏まえても、やはり公務員を辞めてよかったかなと。

今、20代で「このまま公務員でいるのは微妙」と思っているなら、今すぐ転職活動を開始してくださいね。
人生の貴重な時間を組織のためなんかに使っては勿体ないですよ。

悩みや迷うことがあったらTwitterからメッセージをください。できる限りお答えします\(^o^)/

それでは今日はこの辺で。

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